ファーストバイト用スプーン
2019年7月にウェディングを挙げました。ウェディングケーキはレモンやライムを使った夏らしいテイストにし、スプーンは家庭で使われているような一般的な銀製のものを使用しました。
一般的なサイズにした理由は、交互に食べさせる演出ではなく、同時に食べる演出をしたかったためです。司会者の「あーん」の掛け声に合わせて、一緒に食べさせ合いました。普通サイズだったため、汚れたり変な顔になったりもしませんでしたし、家で実際に2人で練習することもできました。
写真に納められる大事な瞬間なので、お互い綺麗なままで写りたいという思いがありました。
ただ、それで終わってしまっては面白くなかったので、サンクスバイトという形で、新郎の友人代表の方に前に出て来て頂き、ビックスプーンで食べさせる演出もしました。この時に使用したのは、式場オリジナルの木製のものでした。
ファーストバイトはかわいらしく、サンクスバイトでは盛り上げて、演出に合わせて2種類用意することで、より楽しく満足のいく式になりました。
ウェディングケーキのファーストバイトの演出方法について
ウェディング披露宴時には、ファーストバイトというものがあります。新郎さんが「一生食べるものに困らせません」という意味合いで新婦さんにケーキを食べさせたあと、今度は新婦さんが「この人にずっと美味しいものを作ってあげよう」という気持ちで新郎さんに食べさせるこのイベントは、考えてみるととてもロマンチックです。
女の人に男の人がそのような意味合いであげる食べものとしてお菓子が選ばれていることや、男の人のそのような思いを受けて女の人が結婚生活の様式を自分でも考えるようになるという成り行きになっていることから、恋愛や結婚の素敵さが詰まった一幕と言えるのではないでしょうか。
そのため、ファーストバイトはお互いの想いから作るものとして、その際に使うアイテムには工夫を凝らすカップルも多いようです。
ケーキではなくお互いのこだわりの食べ物にしてみたり、食べさせる際はフォークに限らず他の洋食器や和食器、おもちゃのようなものにしてみたりなどです。
自分たちならではのウェディングのこだわりを、ここでも表現してみてはいかがでしょうか。